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文献詳細

雑誌文献

病院73巻3号

2014年03月発行

文献概要

特集 事務職員の人材開発・キャリアパス

病院に求められる事務職員の人材開発・キャリアパス

著者: 相田俊夫1

所属機関: 1公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構

ページ範囲:P.178 - P.183

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 今なぜ事務職員の人材開発が問われるのであろうか.病院において事務職員は当初より存在し,国家資格等は有しないものの必須の機能を果たしてきた.また病院の運営上,名称はともかく一般的に事務長もそれなりのトップマネジメントの一員を構成してきた.当院(倉敷中央病院)は創立90周年になるが,事務長は過去の周年記念誌において,歴代理事長,院長とともに創設時より代表者の1人として記載されている.事務職能は必要ではあったが,過去,人材開発は重要視されず見過ごされてきたのであろうか.あるいは,時代が変わり必要能力が変化し,また,求められる水準が極めて高くなり,現有人材と大きなギャップが生じてきたのであろうか.

 厚生労働省医政局の委託事業「医療施設経営管理部門の人材開発のあり方等に関する調査研究」1)によれば,病院の現状について以下のように述べられている.

参考文献

1)厚生労働省医政局委託,委託先 みずほ情報総研:平成21年度 医療施設経営安定化推進事業,医療施設経営管理部門の人材開発のあり方等に関する調査研究.2010.3http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/igyou/igyoukeiei/dl/houkokusho6.pdf

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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