文献詳細
特集 求められる看護補助者の役割
【事例】
文献概要
当院では,以前から看護助手と称して,看護補助者(以下,補助者)を雇用してきた.だが,それはあくまで看護師の不足を補うことを目的としたものであり,補助者業務の内容や基準などは明確化されていなかった.
2010年に急性期看護補助体制加算が認められたことを受け,当院でも積極的な補助者の採用を進めた.現在,当院で勤務する補助者は常勤換算で65.5人である.量的にはかなり充足した.だが,良質なケアを提供するという観点から考えると,多数の補助者を雇用することで発生する課題もある.中でも補助者業務の特定や,安全な業務遂行のための教育は重要な課題であった.補助者の活用は,それぞれの医療機関の実情に適応することが前提であるが,1つの事例として,こうした補助者活用上の課題と対策に焦点を当てた,当院の取り組みについて紹介させていただきたい.
2010年に急性期看護補助体制加算が認められたことを受け,当院でも積極的な補助者の採用を進めた.現在,当院で勤務する補助者は常勤換算で65.5人である.量的にはかなり充足した.だが,良質なケアを提供するという観点から考えると,多数の補助者を雇用することで発生する課題もある.中でも補助者業務の特定や,安全な業務遂行のための教育は重要な課題であった.補助者の活用は,それぞれの医療機関の実情に適応することが前提であるが,1つの事例として,こうした補助者活用上の課題と対策に焦点を当てた,当院の取り組みについて紹介させていただきたい.
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