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文献詳細

雑誌文献

病院73巻6号

2014年06月発行

文献概要

特集 ITの活用とこれからの医療

医療情報ネットワークにおける連携活性化の要件

著者: 島貫隆夫12

所属機関: 1地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構 日本海総合病院 2地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構 日本海総合病院 心臓血管外科

ページ範囲:P.452 - P.457

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 情報通信技術の発達に伴い,電子カルテなどの総合医療情報システム(HIS:Hospital Information System)が普及してきた.その結果,多くの医療情報が電子化され,情報共有が進み,チーム医療の促進にも寄与している.このような状況の中,地域でITを活用した情報共有が図れると医療連携がよりスムーズに進み,機能分化と連携による地域完結型医療1)を目指すことができるのではないかと考える.

 すでに日本全国のさまざまな地域で連携システムが動いており,「道南MedIka」2)や「あじさいネット」3)など多数の事例がある.当庄内地区でも,それらの先進地域を参考に,医療情報ネットワーク「ちょうかいネット」を構築した.

参考文献

1)山内一信:医療連携の必要性を考える.現代医学 61(1):5-7,2013
2)道南MedIkahttp://www.mykarte.org/medIka/
3)あじさいネットhttp://www.ajisai-net.org/ajisai/
4)柴田肇,他:院内他科からの周術期口腔機能管理依頼の動向.日有病歯誌 22(3):185-191,2013
5)シード・プランニング:電子カルテ/PACSの市場予測2013.4.26http://www.seedplanning.co.jp/press/2013/2013042601.html
6)高橋肇:医療・介護連携をシームレスに構築するためのITネットワークの条件.新医療 41(2):32-36,2014
7)平山愛山,秋山美紀:地域医療を守れ─「わかしおネットワーク」からの提案.pp92-96,岩波書店,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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