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連載 アーキテクチャー 第235回
母と子の上田病院
著者: 小原博之1
所属機関: 1清水建設株式会社 関西事業本部 設計部
ページ範囲:P.588 - P.593
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上田病院は1948(昭和23)年,阪急神戸三宮の隣駅である春日野道駅前に産婦人科医院として開業した.戦後のベビーブームを経て時代は変わり少子化の時代に地域の産婦人科が閉院していく中,60年以上の長きにわたり地域の産科小児科医療を守ってきた病院であった.しかし,先の阪神淡路大震災以降,老朽化に加えさらなる耐震化の必要性が増し,3代目となる若い跡継ぎ世代が病院経営に参画することとなり,病院の全面建替えに踏み切るに至った.
上田病院は1948(昭和23)年,阪急神戸三宮の隣駅である春日野道駅前に産婦人科医院として開業した.戦後のベビーブームを経て時代は変わり少子化の時代に地域の産婦人科が閉院していく中,60年以上の長きにわたり地域の産科小児科医療を守ってきた病院であった.しかし,先の阪神淡路大震災以降,老朽化に加えさらなる耐震化の必要性が増し,3代目となる若い跡継ぎ世代が病院経営に参画することとなり,病院の全面建替えに踏み切るに至った.
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