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文献詳細

雑誌文献

病院74巻11号

2015年11月発行

文献概要

特集 医療の質指標 新時代の幕開け

回復期リハビリテーション病棟における医療の質向上の取り組み

著者: 園田茂1

所属機関: 1藤田保健衛生大学七栗サナトリウム病院

ページ範囲:P.818 - P.823

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●回復期リハビリテーション病棟の診療報酬制度にはアウトカム指標が導入されている.
●回復期リハビリテーション病棟協会では毎年実態調査を行っており,ベンチマークとしての利用価値がある.個々の病棟別の情報公開も開始された.
●質向上のためにはフィードバックが必要であり,FIM効率などが有用と考えられるが,結果の解釈において誤解を招く危険性もある.

参考文献

1)地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会:地域医療構想ガイドライン.平成27年3月 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000080284.html(2015年8月25日確認)
2)医療・介護情報の活用による改革の推進に関する専門調査会:第1次報告─医療機能別病床数の推計及び地域医療構想の策定に当たって.平成27年6月15日 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shakaihoshoukaikaku/chousakai.html(2015年8月25日確認)
3)回復期リハビリテーション病棟協会 http://www.rehabili.jp/download.html(2015年8月25日確認)
4)園田 茂(編):最強の回復期リハビリテーション─FIT program.学会誌刊行センター,2015
5)渡邉 誠,奥山夕子,登立奈美,他:回復期脳卒中患者における訓練単位増加と年齢別のADL改善との関係.脳卒中 34:383-390,2012
6)日本医療機能評価機構:事業内容. http://jcqhc.or.jp/works/(2015年8月25日確認)
7)日本医療機能評価機構:付加機能評価について. http://jcqhc.or.jp/works/addition/(2015年8月25日確認)
8)WHO:International classification of impairments, disabilities and handicaps. WHO, 1980
9)園田 茂,宮井一郎,永井将太,他:回復期リハビリテーション病棟での日常生活機能評価表とFIMとの関係.総合リハビリテーション 37:453-460,2009
10)園田 茂:高密度・高強度リハビリテーション:いかに行うか.リハビリテーション医学 43:739-742,2006
11)Tokunaga M, Watanabe S, Nakanishi R, et al:Comparison between convalescent rehabilitation hospitals participating in the stroke liaison critical pathway with respect to the gain of Nichijo-seikatsu-kino-hyokahyo score. Jpn J Compr Rehabil Sci 3:11-17, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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