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文献概要
特集 地域包括ケアの中核としての病院看護部門
フランスの在宅入院制度から考えるこれからのわが国の病院看護師の役割について
著者: 松田晋哉1
所属機関: 1産業医科大学医学部公衆衛生学教室
ページ範囲:P.347 - P.352
文献購入ページに移動●複数の傷病を持つ高齢者の在宅医療ニーズが増大し,急性期・回復期・慢性期の複合化から,施設ケアと在宅ケアの内容がオーバーラップしていくことが予測される.
●フランスでは在宅入院制度やtherapeutic health educationなど病院看護師が地域の患者をサポートする仕組みがある.
●このような仕組みを導入することで,地域包括ケア病棟が本来期待されている機能を十分発揮できるようになり,在宅医療は質量ともに大幅に向上するであろう.
●フランスでは在宅入院制度やtherapeutic health educationなど病院看護師が地域の患者をサポートする仕組みがある.
●このような仕組みを導入することで,地域包括ケア病棟が本来期待されている機能を十分発揮できるようになり,在宅医療は質量ともに大幅に向上するであろう.
参考文献
1)厚生労働省医政局:「第8回地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会」資料 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000073913.html(URL最終確認2015年2月21日)
2)松田晋哉:地域における看護と看護補助の協働.病院,73(4):281-286,2014
3)松田晋哉,藤森研司:ケベックにおけるプライマリケアの新しい実践事例.社会保険旬報,No.2417:14-19,2010
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