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特集 地域創生に病院は貢献するか [事例]都市再生と医療・病院
佐久総合病院の地域づくり—メディコ・ポリス構想
著者: 伊澤敏1
所属機関: 1JA長野厚生連佐久総合病院
ページ範囲:P.486 - P.490
文献購入ページに移動●「メディコ・ポリス構想」は,医師であり医事評論家でもあった故・川上武が,長野県の南佐久を中心に展開された故・若月俊一の実践に触発され,提示したものである.
●佐久総合病院は患者さんや社会のニーズに深く応えることを第一に実践を重ねてきた.それが地域住民や社会からの支持を集め,病院の発展にもつながった.
●地域医療に携わる人材の養成の場として,地域医療部とともに当院の国際保健医療科が果たす役割に期待をかけている.人材を養成し今後も医療活動を通じた地域づくりへの貢献をめざしたい.
●佐久総合病院は患者さんや社会のニーズに深く応えることを第一に実践を重ねてきた.それが地域住民や社会からの支持を集め,病院の発展にもつながった.
●地域医療に携わる人材の養成の場として,地域医療部とともに当院の国際保健医療科が果たす役割に期待をかけている.人材を養成し今後も医療活動を通じた地域づくりへの貢献をめざしたい.
参考文献
1)川上武,小坂富美子:農村医学からメディコ・ポリス構想へ─若月俊一の精神史.勁草書房,1988
2)清水茂文:地域医療の課題とメディコ・ポリス構想.地域開発,549(6):25-29,2010
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