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文献詳細

雑誌文献

病院74巻7号

2015年07月発行

文献概要

連載 地域医療構想と〈くらし〉のゆくえ・4

患者を生活者へと戻してゆく責任─地域包括ケアの前提として

著者: 髙山義浩

所属機関:

ページ範囲:P.524 - P.525

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 「地域包括ケア」という言葉を,特に行政サイドから耳にすることが増えてきました.地域医療構想の策定にあたっても,患者さんのニーズに応じた医療提供体制を構築するばかりではなく,地域包括ケアとの連携が不可欠となります.このことについて,行政からの文書には「医療と介護の提供体制を一体的に整備する」とか,「切れ目のないサービス提供を地域で実現する」という文言が並びがちですが,病院で働いていても,どうも漠然としているように感じます.地域包括ケアというものが,一人ひとりの患者さんにおいて,どのような意味をもつのかわかりにくいですね.
 この言葉,一応,法律で定義されています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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