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連載 地域医療構想と〈くらし〉のゆくえ・4
患者を生活者へと戻してゆく責任─地域包括ケアの前提として
著者: 髙山義浩
所属機関:
ページ範囲:P.524 - P.525
文献購入ページに移動 「地域包括ケア」という言葉を,特に行政サイドから耳にすることが増えてきました.地域医療構想の策定にあたっても,患者さんのニーズに応じた医療提供体制を構築するばかりではなく,地域包括ケアとの連携が不可欠となります.このことについて,行政からの文書には「医療と介護の提供体制を一体的に整備する」とか,「切れ目のないサービス提供を地域で実現する」という文言が並びがちですが,病院で働いていても,どうも漠然としているように感じます.地域包括ケアというものが,一人ひとりの患者さんにおいて,どのような意味をもつのかわかりにくいですね.
この言葉,一応,法律で定義されています.
この言葉,一応,法律で定義されています.
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