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文献詳細

雑誌文献

病院74巻8号

2015年08月発行

文献概要

特集 地域医療構想策定ガイドラインをどう読み解くか

病床機能別病床数の適正化の考え方—「地域医療構想策定ガイドライン」と「医療・介護情報の活用による改革の推進に関する専門調査会第1次報告」との関係性

著者: 松田晋哉1

所属機関: 1産業医科大学医学部公衆衛生学教室

ページ範囲:P.556 - P.562

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●平成27(2015)年6月15日に内閣府が公表した第1次報告「医療機能別病床数の推計及び地域医療構想の策定に当たって」で示された病床数は一定の仮定下で計算された推計であり,強制力を持った目標ではない.
●各構想区域における病床数の目標値は,慢性期の患者を病床,介護施設,在宅のそれぞれでどれだけ診るのかという協議の結果によるところが大きい.
●地域医療構想調整会議の最も重要な役割は,2025年および2040年の傷病構造を考慮した上で,それに適した医療介護提供体制の具体像を構想することである.

参考文献

1)猪口雄二:「地域一般病棟」について.病院 62:988-992,2003
2)遠藤久夫:地域医療構想,焦点は「急性期から回復期への分化」.Medifax web特別編集「2025年へのソフトランディング」地域医療構想ガイドラインを読み解く,pp16-17,2015
3)ピーター・F・ドラッカー(著),上田惇生(訳):ドラッカー名著集7 断絶の時代.ダイヤモンド社,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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