文献詳細
特集 自治体病院改革は成功するのか
[事例]自治体病院の経営改革
文献概要
●自治体病院の改革の第1歩は経営改善である.病院の全職員が「現状では公設公営として存続していくことが困難である」という危機意識を持つことがポイントである.
●「医師不足の」「地方の」「中小病院」でも全職員の意識改革とチーム医療により,また,診療報酬制度とDPC制度(DPC/PDPS)を正しく理解し実践していくことにより,病院経営は大幅に改善する.
●安易に組織形態を変更する前に,病院職員が「当たり前のことを(A),バカにしないで(B),ちゃんとする(C)こと」が基本である.
●「医師不足の」「地方の」「中小病院」でも全職員の意識改革とチーム医療により,また,診療報酬制度とDPC制度(DPC/PDPS)を正しく理解し実践していくことにより,病院経営は大幅に改善する.
●安易に組織形態を変更する前に,病院職員が「当たり前のことを(A),バカにしないで(B),ちゃんとする(C)こと」が基本である.
参考文献
1)世古口 務:DPC/PDPS導入を契機にした自治体病院の経営改善.日本医学出版,2011
2)世古口 務:「ジョン・P・コッターの8つの変革ステップ」からみた松阪市民病院経営改善の検証.日本医学出版,2014
掲載誌情報