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文献詳細

雑誌文献

病院75巻1号

2016年01月発行

文献概要

特集 データマネジメントで変わる病院

医療の質評価指標を用いたデータマネジメント

著者: 岡本泰岳12

所属機関: 1トヨタ記念病院 形成外科 2トヨタ記念病院 診療情報支援グループ

ページ範囲:P.34 - P.38

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●病院における質向上活動は,健全な病院組織運営(経営)を継続させていくうえで必要不可欠な活動であり,組織的に質管理に取り組むことが成功の鍵と考える.
●当院の質評価指標は,診療現場における働き方(プロセス指標)とその成果(アウトカム指標)に着目するとともに,各診療科や部署の方針(目標)に合致するように設定している.
●質評価指標が質向上活動に効果的に活用され,具体的な成果を出していくには何らかの「しくみ」が必要である.当院ではその方策として質評価指標を方針管理に連動させて活用している.

参考文献

1)岡本泰岳:トヨタ記念病院における臨床指標への取り組み.医療マネジメント学会雑誌 8:375-380,2007
2)岡本泰岳,石木良治:電子カルテのメリットを活かしたクリティカルパス運用の実際.医療マネジメント学会雑誌 7:391-394,2006
3)岡本泰岳:臨床指標の活用とプロセス改善による褥瘡対策の質向上の試み.医療安全 21:28-31,2009
4)石木良治:急性心筋梗塞外来パスを用いた臨床指標の抽出および改善の試み.看護管理 16:920-923,2006
5)杉野安輝,大田亜希子,加藤誠章,他:臨床指標による市中肺炎電子化クリニカルパスの評価と改善.日本クリニカルパス学会誌 11:5-13,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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