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文献詳細

雑誌文献

病院75巻12号

2016年12月発行

文献概要

特集 検証 平成28年度診療報酬改定 [病院種別影響]

地域包括ケア病棟協会

著者: 仲井培雄1

所属機関: 1地域包括ケア病棟協会

ページ範囲:P.991 - P.995

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●平成28年度診療報酬改定で,手術・麻酔が出来高となり,地域包括ケア病棟の機能が充実して,届出が増えている.
●地域包括ケア病棟を有する病院は,その歴史や特徴とご当地ニーズに合わせて,高度急性期・急性期機能を有する「急性期ケアミックス型」,“ときどき入院 ほぼ在宅”の「地域密着型」,高度急性期病院のサテライトとしての「ポストアキュート連携型」,地域包括ケア病棟だけで構成される「地域包括ケア病院」の4つのタイプがあると仮説を立てた.
●今改定の方向性と4つのタイプを活かし,地域医療構想や地域包括ケアシステムの策定に参画し,基金を活用して地域に貢献することが,地域包括ケア病棟を届け出た病院に求められている.

参考文献

1)仲井培雄:地域包括ケア病棟の役割と今後の課題.病院 75:852-857,2016
2)出口まり子:多職種協働組織創造プロジェクト活動と早期介入システムの構築.看護部長通信 11:27-42,2013
3)阿部究,池田玲子:Part2.芳珠記念病院Ⅰ〜Ⅲ,特集:実践で見えてきた地域包括ケア病棟の実力.看護展望 40:16-38,2015
4)地域包括ケア病棟協会:記者会見のご報告,平成27年度地域包括ケア病棟の機能等に関する調査.2015 http://chiiki-hp.jp/katsudou/pdf/151210kaiken_01.pdf(2016年9月30日確認)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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