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文献詳細

雑誌文献

病院75巻2号

2016年02月発行

文献概要

特集 進化するDPC

DPCデータを用いた医療の質評価

著者: 池田俊也1 小林美亜2

所属機関: 1国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科・薬学研究科 2千葉大学医学部附属病院 病院長企画室 地域医療連携部

ページ範囲:P.125 - P.129

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●臨床指標は医療の質を定量的に評価する物差しであり,プロセス(過程)指標とアウトカム(結果)指標に大別される.
●医療機関においてDPCデータを用いた臨床指標の利用が進んでいる.
●DPC/PDPS下において医療の質を保証するためには,臨床指標の計測結果を評価し,結果に応じて改善を図る仕組みを整備することが肝要である.

参考文献

1)Donabedian A:The quality of care: How can it be assessed?. JAMA 121:1145-1150, 1988
2)小林美亜:臨床指標とは何か? 藤森研司,伏見清秀(編):医療の質向上に迫るDPCデータの臨床指標・病院指標への活用,pp19-28,じほう,2012
3)本橋隆子,小林美亜,中寺昌也,他:臨床指標の算出定義と算出値の検討─国立病院機構臨床評価指標と医療の質指標ポータルサイトにおける指標値の相違.日本医療・病院管理学会誌 52:139-148, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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