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文献詳細

雑誌文献

病院75巻3号

2016年03月発行

文献概要

特集 国民健康保険制度の組織改革が病院に何をもたらすか

新しい国民健康保険制度が地域・医療機関にどのような影響をもたらすか

著者: 伊関友伸1

所属機関: 1城西大学経営学部

ページ範囲:P.182 - P.186

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●新国保制度の最大の変更点は,都道府県が新たに市町村と共同で国保を運営する新たな体制に移行することである.
●現在の医療・医療保険制度の改革の特徴として,医療政策や医療保険政策における都道府県の役割が拡大していることが挙げられる.
●これらは,効率的な医療提供体制と安定的な医療保険制度(中心的な課題は医療費の抑制)を目的とした中央集権化を進める動きと考えられる.
●都道府県という単位で,医療関係者・保険者・住民(患者)・行政が具体的なデータに基づく議論を行う場ができることに意義が存在する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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