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特集 新専門医制度─どうなる,病院?
都道府県の立場から見た新たな専門医制度
著者: 鶴田憲一1
所属機関: 1全国衛生部長会
ページ範囲:P.603 - P.607
文献購入ページに移動●新専門医制度はプロフェッショナルオートノミーを基盤として制度設計がなされており,都道府県は新専門医制度に対応できる体制になく,地域医療に悪い影響が出ることを懸念している.
●新専門医制度は法律に根拠を持つ制度ではなく,都道府県が協議会を設置し,プログラムの検証・調整を行うなど主体的な役割を担うには法的な根拠を整備する必要がある.
●新専門医制度が国民からも医師からも納得される制度となり,地域医療に悪い影響をもたらさないことを期待したい.
●新専門医制度は法律に根拠を持つ制度ではなく,都道府県が協議会を設置し,プログラムの検証・調整を行うなど主体的な役割を担うには法的な根拠を整備する必要がある.
●新専門医制度が国民からも医師からも納得される制度となり,地域医療に悪い影響をもたらさないことを期待したい.
参考文献
1)専門医の在り方に関する検討会 報告書(平成25年4月22日) http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000300ju-att/2r985200000300lb.pdf(2016年6月16日閲覧)
2)一般社団法人日本専門医機構 専門医制度整備指針(平成26年7月) http://www.japan-senmon-i.jp/program/doc/program_01.pdf(2016年6月16日閲覧)
3)社会保障審議会医療部会(専門医養成の在り方に関する専門委員会)ホームページ http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho.html?tid=339077(2016年6月16日閲覧)
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