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連載 事例と財務から読み解く 地域に根差した中小病院の経営・6
公益財団法人慈愛会 今村総合病院—医療介護連携・データマネジメントに向けた電子カルテの統合
著者: 関悠希1
所属機関: 1独立行政法人福祉医療機構 経営サポートセンター リサーチグループ リサーチチーム
ページ範囲:P.884 - P.889
文献購入ページに移動 公益財団法人慈愛会は2017年5月にいづろ今村病院注1と今村総合病院注2の電子カルテを統合した.
電子カルテの統合は,法人が目指す医療介護の連携,各種指標の数値を経営や運営に活かしたデータマネジメントの推進には必須であったが,その実現にはさまざまな障壁があった.
今回は,電子カルテの統合に際し,どのような障壁があったのか,そしてそれをどのように克服していったのかを見ていくことで,病院におけるシステム整備やマネジメント,ひいてはICTを活用した地域医療を推進していく上での参考としたい.
電子カルテの統合は,法人が目指す医療介護の連携,各種指標の数値を経営や運営に活かしたデータマネジメントの推進には必須であったが,その実現にはさまざまな障壁があった.
今回は,電子カルテの統合に際し,どのような障壁があったのか,そしてそれをどのように克服していったのかを見ていくことで,病院におけるシステム整備やマネジメント,ひいてはICTを活用した地域医療を推進していく上での参考としたい.
参考文献
1)独立行政法人福祉医療機構:療養型病院の近年の状況と病床転換の状況について.2016 http://hp.wam.go.jp/guide/keiei/report/tabid2559/Default.aspx(2017年7月14日確認)
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