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特集 上手に補助金を活用する
医療介護総合確保基金の現状と活用事例
著者: 前田由美子1
所属機関: 1日本医師会総合政策研究機構
ページ範囲:P.927 - P.931
文献購入ページに移動●2014年に消費税増収分を財源とする地域医療介護総合確保基金(基金)が創設された.
●基金(医療分)の対象は,病床の機能分化・連携,在宅医療の推進,医療従事者の確保である.施設整備のみならず,医療情報ネットワークシステム,多職種連携などにも活用されている.
●基金の事業計画は都道府県が地域の実情を踏まえて作成する.基金を活用しようとする際には,各医療機関は地元の地域医療構想をきちんと把握し地域のニーズに沿った自院の将来像を描いておきたい.
●基金(医療分)の対象は,病床の機能分化・連携,在宅医療の推進,医療従事者の確保である.施設整備のみならず,医療情報ネットワークシステム,多職種連携などにも活用されている.
●基金の事業計画は都道府県が地域の実情を踏まえて作成する.基金を活用しようとする際には,各医療機関は地元の地域医療構想をきちんと把握し地域のニーズに沿った自院の将来像を描いておきたい.
参考文献
1)厚生労働省:医療と介護の一体的な改革 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000060713.html(2017年10月20日確認)
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