文献詳細
文献概要
特集 上手に補助金を活用する 【行政補助金を受けた事例】
医師確保事業補助金と病院再編
著者: 森田晃章1
所属機関: 1社会福祉法人恩賜財団済生会神栖済生会病院
ページ範囲:P.945 - P.947
文献購入ページに移動●神栖市は,平成20(2008)年度,市内の深刻な医師不足に対して,全国的にも珍しい医師確保事業補助金を創設した.
●医師報酬の一部に対して市補助金の交付を受けることにより,経営面において多大な恩恵を受けている.
●医療過疎地域である当地域においては,当該補助金の活用などによる医師確保の取り組みにも限界がある.行政の支援を受けながら病院を再編統合し,医師にとって魅力ある病院をつくることが,医師確保のための最終的な打開策であると考えている.
●医師報酬の一部に対して市補助金の交付を受けることにより,経営面において多大な恩恵を受けている.
●医療過疎地域である当地域においては,当該補助金の活用などによる医師確保の取り組みにも限界がある.行政の支援を受けながら病院を再編統合し,医師にとって魅力ある病院をつくることが,医師確保のための最終的な打開策であると考えている.
参考文献
1)鹿島労災病院と神栖済生会病院の今後のあり方検討委員会:鹿島労災病院と神栖済生会病院の今後のあり方検討結果報告書.平成28年5月
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