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特集 2035年に生き残る病院組織論
山形県庄内地域における持続可能な病院組織構築
著者: 島貫隆夫1
所属機関: 1地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構日本海総合病院
ページ範囲:P.207 - P.211
文献購入ページに移動●庄内地域における2035年は,少子高齢化,人口減少,過疎化と大きな環境変化が予測され,病院単独の組織ではもはや対応できない.
●病院運営上からも病床機能分化,集約化,業務の効率化が重要であり,旧市立酒田病院と旧県立日本海病院の統合・再編はその嚆矢である.
●病院完結型の問題解決ではなく,統合的な視点で解決を見いだし,地域で生き残れる医療・介護システムを確立する必要があり,医療連携推進法人設立を検討している.
●病院運営上からも病床機能分化,集約化,業務の効率化が重要であり,旧市立酒田病院と旧県立日本海病院の統合・再編はその嚆矢である.
●病院完結型の問題解決ではなく,統合的な視点で解決を見いだし,地域で生き残れる医療・介護システムを確立する必要があり,医療連携推進法人設立を検討している.
参考文献
1)山形県庄内総合支庁:庄内地域の概況 平成28年度版. http://www.pref.yamagata.jp/ou/sogoshicho/shonai/337001/gaikyo/gaikyo99.pdf(2016年12月1日閲覧)
2)国立社会保障・人口問題研究所:日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計). http://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson13/1kouhyo/gaiyo.pdf(2016年12月1日閲覧)
3)有賀三夏:本当はすごい“自分”に気づく女子大生に超人気の美術の授業.p114,芸術学舎,2015
4)村上正泰:医政羅針盤─激動する医療と政策の行方.pp50-55,医薬経済社,2016
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