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特集 病院は2035年の夢を見るか
統計分析から見えてくる2035年の病院の在り方
著者: 松田晋哉1
所属機関: 1産業医科大学公衆衛生学教室
ページ範囲:P.20 - P.25
文献購入ページに移動●2035年には少子高齢化の進行に対応するために,医療・介護・福祉の複合的サービスを効率的に提供する体制が必要となる.
●多くの病院は地域包括ケア複合体や地域のアライアンスの中核施設として機能することになる.
●2035年までのわが国の医療制度改革の経験に基づき,日本型地域包括ケアをアジア標準にすることが可能である.
●多くの病院は地域包括ケア複合体や地域のアライアンスの中核施設として機能することになる.
●2035年までのわが国の医療制度改革の経験に基づき,日本型地域包括ケアをアジア標準にすることが可能である.
参考文献
1)厚生労働省:「保健医療2035」提言書.平成27年7月 www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/shakaihoshou/hokeniryou2035/(平成29年10月20日確認)
2)松田晋哉:医療法人ふらて会 西野病院─病院の持つ「安心保障機能」の地域への開放・社会化の実践.病院 75:134-140,2016
3)松田晋哉:医療法人博仁会 志村大宮病院─地域リハビリテーションのネットワーク構築を通したまちづくりへの積極的参画と地域共生型CCRCの提案.病院 75:211-218,2016
4)松田晋哉:社会医療法人社団陽正会 寺岡記念病院─コモンズ創設の試みとスローメディシンの実践.病院 75:295-300,2016
5)松田晋哉:社会医療法人財団 董仙会 恵寿総合病院─施設品質から地域品質へ:変化の先頭に立つ経営.病院 75:536-543,2016
6)松田晋哉:社会医療法人高橋病院─地域包括ケアを支える医療介護統合の拠点機能を目指して.病院 75:708-713,2016
7)松田晋哉:医療法人共和会 小倉リハビリテーション病院─地域リハビリテーションの先駆者.病院 75:886-891,2016
8)国立病院機構:臨床評価指標 http://www.hosp.go.jp/treatment/treatment_rinsyo.html(平成29年10月20日確認)
9)松田晋哉:医療法人和香会 倉敷スイートホスピタル─ホスピタリティ経営の実践.病院 75:368-373,2016
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