病院77巻2号

2018年02月発行

特集 ステークホルダーマネジメントとしての病院広報

いま，病院広報を取り巻く環境を整えるとき

著者： 島津英昌¹² 大田章子²³

所属機関： ¹社会医療法人祥和会脳神経センター大田記念病院広報コミュニケーショングループ ²日本広報学会 ³社会医療法人祥和会脳神経センター福山脳血管医学研究所

ページ範囲：P.121 - P.125

●歴史的な背景により，広報学におけるPRの定義と，病院界におけるPRの定義には，ややズレがある．
●地域包括ケアシステム構築と，経営環境の悪化から，病院の「広報」に対する関心が高まっている．
●ステークホルダーとの関係構築のためにも，広報担当者の配置は必須になってきたといえる．

参考文献

1）スコット・M・カトリップ，アレン・H・センター，グレン・M・ブルーム（著），日本広報学会（監修）：体系 パブリック・リレーションズ，第9版．ピアソンエデュケーション，2008

2）今村栄一：病院PRについて（Ⅲ）─（第3部）病院の外部PR．病院10：5-10, 1954

3）日本広報協会：広報の原理と実際．日本電通通信社，1951

4）東京都：医療機関による医療情報の「広報」に関するガイドライン．2005 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001s3g6-att/2r9852000001s428.pdf（2017年11月21日確認）

5）厚生労働省：医療施設動態調査．2005 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/05/dl/data.pdf（2017年11月21日確認）

6）一般社団法人日本病院会：平成28年度 診療報酬等に関する定期調査─集計結果 最終報告書（概要）．2017 https://www.hospital.or.jp/pdf/06_20170213_01.pdf（2017年11月21日確認）

7）東島毅人：病院新広報時代─活気ある病院づくりと経営活性化に向けて．産業労働調査所, 1990