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文献詳細

雑誌文献

病院77巻3号

2018年03月発行

文献概要

特集 地域とともに進化する中小病院

かかりつけ医,医師会と連携して生活を支える病院を目指す

著者: 鈴木邦彦123

所属機関: 1日本医師会 2医療法人博仁会 3志村大宮病院

ページ範囲:P.202 - P.209

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●地域包括ケアシステムを構築するためには,かかりつけ医,医師会とともに地域密着型の中小病院が必要である.
●地域包括ケアを支援する中小病院は,その人的資源を地域や医師会に開放しなければならない.
●地域包括ケアシステムの構築は,平成30年度の診療報酬・介護報酬同時改定を経て,医療と介護の連携から次の段階であるまちづくりへと進化させる必要がある.
●まちづくりを実現するためには,中小病院はかかりつけ医,医師会と連携しながら,医療,介護だけでなく生活を支える活動を展開する必要がある.
●少子化対策を含む全世代・全対象型地域包括ケアによって若年層に明るい未来を示すことが求められている.

参考文献

1)猪飼周平:病院の世紀の理論.有斐閣,2010
2)二木立:保健・医療・福祉複合体.医学書院,1998
3)二木立:TTPと医療の産業化.日本の介護保険制度と保健・医療・福祉複合体.151-165,勁草書房,2014
4)嵯峨生馬:プロボノ—新しい社会貢献 新しい生き方.勁草書房,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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