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特集 病院と患者の関係—informed consentを越えて
成熟した人口減少社会における病院-患者関係
著者: 広井良典1
所属機関: 1京都大学こころの未来研究センター
ページ範囲:P.802 - P.806
文献購入ページに移動●成熟社会の医療において重要となる,患者に対する心理的・社会的サポートについて,二ーズと現状との間でギャップが見られる.
●疾病構造の変化の中で,これからの病院には「コミュニティの拠点」としての役割が求められる.
●望ましい病院-患者関係の実現という視点から,医療費の配分のあり方を見直していくことが求められる.
●疾病構造の変化の中で,これからの病院には「コミュニティの拠点」としての役割が求められる.
●望ましい病院-患者関係の実現という視点から,医療費の配分のあり方を見直していくことが求められる.
参考文献
1)広井良典:生命の政治学—福祉国家・エコロジー・生命倫理.岩波書店,2003(2015年に岩波現代文庫として再刊行)
2)広井良典:コミュニティを問いなおす〈ちくま新書〉,筑摩書房,2009
3)広井良典:持続可能な医療—超高齢化時代の科学・公共性・死生観〈ちくま新書〉,筑摩書房,2018
4)広井良典:医療の経済学.日本経済新聞社,1994
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