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文献詳細

雑誌文献

病院78巻11号

2019年11月発行

文献概要

特集 病院と患者の関係—informed consentを越えて

患者と医療者をつなぐ仕事から見たこれからの医療安全

著者: 豊田郁子12

所属機関: 1患者・家族と医療をつなぐ特定非営利活動法人架け橋 2イムスリハビリテーションセンター東京葛飾病院

ページ範囲:P.820 - P.824

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●医療安全における患者遺族の参画による効果(良い影響)について,その有用性は広がりを見せている.
●医療事故に遭遇した患者・家族と医療者双方が参画する医療安全への取り組みは,相互理解に向けてともに考えることができ,患者・医療者間の信頼関係の再構築や,より良い対話推進を目指す上で有用である.
●医師の働き方改革から始まった患者の「上手な医療のかかり方」の推進は,国民の命を守り,医療を守ることを主眼としており,医療安全に欠かせない視点も取り入れられている.

参考文献

1)患者・家族と医療をつなぐ特定非営利活動法人架け橋:「架け橋」とは. http://www.kakehashi-npo.com/(2019年9月4日閲覧)
2)平成24年度厚生労働科学特別研究事業 医療対話仲介者(仮称)の実態把握と役割・能力の明確化に関する研究班:医療対話推進者の業務指針及び養成のための研修プログラム作成指針-説明と対話の文化の醸成のために-. https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/dl/130110-2.pdf(2019年9月4日閲覧)
3)厚生労働省:「いのちをまもり,医療をまもる」国民プロジェクト宣言! 第5回上手な医療のかかり方を広めるための懇談会 資料2(平成30年12月17日). https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000458856.pdf(2019年9月4日閲覧)
4)厚生労働省:「いのちをまもり,医療をまもる」国民プロジェクト推進広報事業にかかる仕様書
5)第3回閣僚級世界患者安全サミット(2018年4月13-14日,東京) https://www.mhlw.go.jp/psgms2018/summary_jp.html#point-SummaryJP(2019年9月3日閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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