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文献詳細

雑誌文献

病院78巻2号

2019年02月発行

文献概要

特集 病院医療に専門医制度は貢献するか

各領域別専門医の必要数はどのように推計するべきか

著者: 松田晋哉1 大谷誠2

所属機関: 1産業医科大学公衆衛生学教室 2産業医科大学産業保健データサイエンスセンター

ページ範囲:P.113 - P.117

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●いくつかの仮定を置くことで,DPCデータやレセプト情報,患者調査などに基づいて領域別専門医の必要数を推計することは可能であるが,それは絶対視すべきようなものではなく参考値にとどめるべきだろう.
●フランスの地方医療職養成数および配置検討委員会のような組織をわが国においても都道府県単位で組織し,そこでデータに基づいて漸進的に対策を進めていくことが実際的である.

参考文献

1)ニーズに基づいた専門医の養成に係る研究 平成29〜30年度 総合研究報告書,厚生労働行政推進調査事業費補助金 地域医療基盤開発推進研究事業(研究代表者 小池創一),平成30年11月.
2)松田晋哉:欧州医療制度改革から何を学ぶか—超高齢社会日本への示唆.勁草書房,2017
3)ONDPS https://solidarites-sante.gouv.fr/ministere/acteurs/instances-rattachees/article/ondps-observatoire-national-de-la-demographie-des-professions-de-sante(2018年11月28日閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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