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文献詳細

雑誌文献

病院78巻3号

2019年03月発行

文献概要

特集 情報爆発へ病院はいかに対応するか

医療における情報爆発の原因とその対応

著者: 中島直樹1

所属機関: 1九州大学病院メディカル・インフォメーションセンター

ページ範囲:P.182 - P.186

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●医療でも情報爆発は既に始まっており,人間の脳で処理できる限界を超えつつあるが,これから情報量はさらに飛躍的に増大する.
●情報爆発の原因は,医学の進歩そのものでもあるが,情報の散在や多様化への対応の遅れ,つまり標準化・統合化の遅れによるものも大きい.
●社会全体による情報の標準化・統合化を推進すると同時に,各病院でも情報に関する担当者の明確化と役割分担が重要である.

参考文献

1)中島直樹:医療ICT化.日医師雑誌 147:1571-1575,2018
2)佐藤栄一,遠藤悟:「CT・MRI画像所見あり」における「見落とし」についての対策と検討.医療マネジメント会誌19(suppl):166,2018
3)藤原康弘:がんゲノム医療の推進.日本臨牀76(suppl 2):18-27,2018
4)中島直樹:PHR事業「電子版生活習慣病管理手帳」の実用化が示す医療への貢献.新医療43:22-25,2016
5)厚生労働標準規格 http://helics.umin.ac.jp/helicsStdList.html
6)中島直樹:糖尿病診療の課題とICT活用による打破.月刊糖尿病9:24-35,2017
7)中央社会保険医療協議会 総会(第299回)議事資料 http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000089574.pdf(2018年12月16日確認)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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