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特集 ICTが変える病院医療 【事例】
—昭和大学—ICU業務を集約するtele-ICUの実際
著者: 大嶽浩司1
所属機関: 1昭和大学医学部麻酔科学講座
ページ範囲:P.583 - P.585
文献購入ページに移動●2018年4月より昭和大学でtele-ICUが日本で初めて臨床運用されている.
●tele-ICUで診療の質を向上させるには,医療スタッフのワークフローの最高値が必要である.
●米国では医療の質と効率を上げることが報告され,日本においても今後普及することが予測されている.
●tele-ICUで診療の質を向上させるには,医療スタッフのワークフローの最高値が必要である.
●米国では医療の質と効率を上げることが報告され,日本においても今後普及することが予測されている.
参考文献
1)大嶽浩司:複数病院のICU統合管理を目指す連携システム(eICU)のポテンシャルと有用性.月刊新医療44(5):93-96,2017
2)大嶽浩司:集中治療現場でのプレシジョンメディスン—遠隔集中治療患者管理プログラム.Precision Medicine 2:596-599,2019
3)Lilly CM, Cody S, Zhao H, et al:Hospital mortality, length of stay, and preventable complications among critical ill patients before and after tele-ICU reengineering of critical care processes. JAMA 305:2175-2183, 2011
4)大嶽浩司:これからの医療支援体制の変革—わが国初のeICU導入.心臓50:1155-1159,2018
5)Angus DC, Kelley MA, Schmitz RJ, et al:Caring for the critically ill patient. Current and projected workforce requirements for care of the critically ill and patients with pulmonary disease: can we meet the requirements of an aging population?. JAMA 284:2762-2770,2000
6)橋本悟:ICU機能をどう評価するか—JIPAD概要.日本集中治療医学会 教育講演(2014年3月1日)
7)大嶽浩司:昭和大学での遠隔集中治療プログラム運用の実際について.ICUとCCU 42:763-767,2018
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