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特集 ガバナンス改革で変わる病院
巻頭言
著者: 伊関友伸1
所属機関: 1城西大学経営学部
ページ範囲:P.635 - P.635
文献購入ページに移動 最近,病院の現場でも「ガバナンス」という言葉がよく使われている.「ガバナンス」は,企業の統治(コーポレートガバナンス)のみならず,政府の統治(パブリックガバナンス),さらには国際関係における統治(グローバルガバナンス)など,多様な領域で議論されている概念で,その定義は論じる者によってさまざまである.
病院のガバナンスについて議論する場合,病院の統治構造からその適切なあり方を考えるホスピタルガバナンスと,診療組織を医療の質と安全で規律づけるクリニカルガバナンスに分けることができる.当然であるが,両者の領域は密接に関連している.
病院のガバナンスについて議論する場合,病院の統治構造からその適切なあり方を考えるホスピタルガバナンスと,診療組織を医療の質と安全で規律づけるクリニカルガバナンスに分けることができる.当然であるが,両者の領域は密接に関連している.
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