病院78巻9号

2019年09月発行

特集 ガバナンス改革で変わる病院

病院におけるガバナンス

著者： 伊関友伸¹

所属機関： ¹城西大学経営学部マネジメント総合学科

ページ範囲：P.646 - P.650

●ガバナンスとは，多様な場面で，どのように社会や組織の問題を解決し，より良い方向に進めていくかのプロセスである．
●日本の病院政策を概観すると「階層構造（ヒエラルキー）」「市場」「ネットワーク」の3つの理念型の変遷に沿った動きをしていると考えられる．
●病院において良好なガバナンスを実現するためには，内部・外部からの統制に加えて職員の時代の変化に対応した自発的な行動が必要である．

参考文献

1）マーク・ベビア（著），野田牧人（訳）：ガバナンスとは何か．p5，NTT出版，2013

2）前掲書1），pp32-33

3）前掲書1），p37

4）前掲書1），p42

5）前掲書1），p44

6）前掲書1），pp45-46

7）前掲書1），pp49-50

8）前掲書1），p51

9）大津陽一：病院業務の多角的外注例．病院24：22-24，1965

10）E.H.シャイン（著），清水紀彦，浜田幸雄（訳）：組織文化とリーダーシップ—リーダーは文化をどう変革するか．p44，ダイヤモンド社，1989

11）前掲書10），p261

12）E.H.シェイン（著），松井賚夫（訳）：組織心理学（原書第3版）．p268，岩波書店，1981

13）前掲書12），p268-269

14）前掲書10），p405