病院79巻1号

2020年01月発行

特集 地域医療構想で変わるこれからの病院

新専門医制度と働き方改革の地域医療構想への影響

著者： 松田晋哉¹

所属機関： ¹産業医科大学公衆衛生学教室

ページ範囲：P.23 - P.28

●厚生労働省は高度急性期・急性期を一定数以上の手術，がん治療，救急を行っている施設と定義した
●上記3領域を担う中核施設は当該領域の医師数を一定以上確保することが，働き方改革，新専門医制度との関連で求められる．
●人口減少と高齢化の進展により，特に地方の一般病院で総合医のニーズが高まることから，その育成が喫緊の課題となる．

参考文献

1）厚生労働省：第二十四回地域医療構想に関するワーキンググループ参考資料1-2（2019年9月26日） https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000551037.pdf（2019年9月28日閲覧）

2）厚生労働省医政局：地域医療構想の実現に向けて（2019年9月27日） https://www.whlw.go.jp/content/10800000/000552445.pdf（2019年9月28日閲覧）

3）読売新聞オンライン：「再編・統合の検討が必要」全国424病院の一覧．（2019年9月26日22：52） https://www.yomiuri.co.jp/national/20190926-OYT1T50244（2019年10月6日閲覧）

4）厚生労働省：病床機能報告，年度別病床機能報告公表データ． https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000055891.html（2019年10月6日閲覧）

5）地域別人口変化分析ツールAll Japan Areal Population-change Analyses（AJAPA）． https://sites.google.com/site/pmchuoeh/files/chv-1（2019年10月6日閲覧）

6）厚生労働省：病床機能報告，年度別病床機能報告公表データ． https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000055891.html（2019年10月6日閲覧）

7）中尾浩一：医療機能分化と連携の創る高価値医療〜急性期病院の自立とアライアンス〜．病院経営シンポジウムin東京2019資料（2019年6月15日）

8）内閣官房：社会保障改革に関する集中検討会議（第十一回）平成23年7月14日