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特集 重症度,医療・看護必要度 見直しの方向性
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著者: 松田晋哉1
所属機関: 1産業医科大学公衆衛生学教室
ページ範囲:P.743 - P.743
文献購入ページに移動しかし,本特集で秋山氏が指摘するように,2006年度診療報酬改定において,患者の重症度や看護の必要度を加味しないままに「7対1入院基本料」が新設され,その後の大混乱を招く結果となった.今回の新型コロナウイルス感染症への対応で顕在化したように,急性期の場合7対1以上の人的配置基準を必要とする病棟が存在する.秋山氏が解説している「看護必要度の実情に応じた病棟間・勤務帯間の看護師の適正な傾斜配置の方法論」は,この問題を考えるためのヒントをくれるものである.
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