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文献詳細

雑誌文献

病院79巻10号

2020年10月発行

文献概要

特集 重症度,医療・看護必要度 見直しの方向性

「重症度,医療・看護必要度」の課題と見直しの方向性

著者: 林田賢史1

所属機関: 1産業医科大学病院医療情報部

ページ範囲:P.756 - P.761

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●現在,診療報酬で考慮すべき「急性期の入院患者」の把握方法について,既存の指標や諸外国の指標なども参考にしながら,より適切な評価手法を開発する研究が実施されている.
●その中では,中・長期的な入院に係る評価体系として,職員配置等の構造的な要素については施設基準にて評価した上で,①病床機能ごとの基礎的な評価,②医療内容の評価,③患者状態の評価,④成果(早期回復等)に応じた評価の4つの要素による評価体系のイメージ案が提案されている.

参考文献

1)令和元年度厚生労働科学研究費補助金等(政策科学推進研究事業)「急性期の入院患者に対する医療・看護の必要性と職員配置等の指標の開発に係る研究(H30-政策-指定-006)(代表研究者:松田晋哉)」分担報告書(分担研究者:林田賢史):入院医療機能に関する適切な評価指標・測定方法の検討.
2)中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第187回):診療報酬調査専門組織入院医療等の調査・評価分科会における検討結果(とりまとめ)について(訂正版)診-1(2017年11月17日) https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000185942.pdf(2020年7月22日閲覧)
3)中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第187回)・診療報酬調査専門組織入院医療等の調査・評価分科会における検討結果(とりまとめ)について(参考)委員提出資料(2017年11月17日) https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000185165.pdf(2020年7月22日閲覧)
4)中央社会保険医療協議会診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会(平成29年度第6回)議事録(2017年8月24日) https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000179754.html(2020年7月22日閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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