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特集 2020年診療報酬改定から読む病院経営 【コラム】2022年に積み残した課題
日本看護協会—医療・看護の質向上へのさらなる寄与/日本病院薬剤師会/日本理学療法士協会
著者: 吉川久美子1 川上純一2 佐々木嘉光3
所属機関: 1公益社団法人日本看護協会 2一般社団法人日本病院薬剤師会 3公益社団法人日本理学療法士協会
ページ範囲:P.950 - P.951
文献購入ページに移動看護職員夜間配置加算や急性期看護補助体制加算が充実したが,これは看護職の負担軽減に加え,患者への安全・安心な医療の提供,医療・看護の質の向上につながる.これらの改定がさらなる医療・看護の質向上に寄与すべく,日本看護協会では「特定行為研修を修了した認定看護師」の育成を推進していく.また,看護補助者の配置の充実は,看護職の負担軽減に寄与するが,看護補助者の採用が困難という課題がある.採用や就労継続は雇用条件が大きく関与することから,加算の活用を含め対応の検討が必要である.
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