文献詳細
文献概要
特集 地域包括ケアで輝く病院
人口減少が進む地域での公立病院の取り組み—保健・医療・介護・福祉の連携による包括的サービス提供の要として
著者: 小野剛1
所属機関: 1市立大森病院
ページ範囲:P.357 - P.362
文献購入ページに移動●高齢化と人口減少が進む地域では,中小公立病院は在宅・施設医療,医療・介護連携,多職種・多施設連携に積極的に関わり,地域における「ハブ」になるべきである.
●今後到来する「担い手不足」に備え,子どもから元気な高齢者まで地域全体がワンチームになって,それぞれの地域を支えていく仕組みを作ることが必要であり,「地域包括ケアマインド」を持った人材の育成が課題である.
●より良い地域包括ケアシステム構築のためには「連携」と「協働」が必要であり,生活の質(QOL)・人生の最終段階の質(QOD)・地域全体の質(QOC)の向上をもたらすために,中小公立病院が中心的役割を担うべきである.
●今後到来する「担い手不足」に備え,子どもから元気な高齢者まで地域全体がワンチームになって,それぞれの地域を支えていく仕組みを作ることが必要であり,「地域包括ケアマインド」を持った人材の育成が課題である.
●より良い地域包括ケアシステム構築のためには「連携」と「協働」が必要であり,生活の質(QOL)・人生の最終段階の質(QOD)・地域全体の質(QOC)の向上をもたらすために,中小公立病院が中心的役割を担うべきである.
参考文献
1)国立社会保障・人口問題研究所:日本の地域別将来推計人口[平成30(2018)年推計]
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