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連載 遥かなる霞が関・6
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を公衆衛生学・社会学的に分析する
著者: 佐藤敏信1
所属機関: 1久留米大学
ページ範囲:P.465 - P.469
文献購入ページに移動■感染症は過去のものではない
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の脅威が世界を覆っている.グローバル化によるヒト,モノの移動もあって,医学・医療の領域だけでなく,社会的・経済的にも大問題となっている.
COVID-19に関する学問的な解説や診療のポイント,症例報告などは,他の雑誌やネット記事で数多く見ることができる.そんな中で,筆者自身はウイルス学の専門家でも臨床家でもない.病院における危機管理やBCPなどについてそれほどの知識・経験を持ち合わせているわけでもない.しかしながら,30年余にわたって,厚生省(厚生労働省)や地方衛生行政に携わった経験がある.そこで,本稿ではCOVID-19について公衆衛生学的視点・社会学的視点から書くことにした.
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の脅威が世界を覆っている.グローバル化によるヒト,モノの移動もあって,医学・医療の領域だけでなく,社会的・経済的にも大問題となっている.
COVID-19に関する学問的な解説や診療のポイント,症例報告などは,他の雑誌やネット記事で数多く見ることができる.そんな中で,筆者自身はウイルス学の専門家でも臨床家でもない.病院における危機管理やBCPなどについてそれほどの知識・経験を持ち合わせているわけでもない.しかしながら,30年余にわたって,厚生省(厚生労働省)や地方衛生行政に携わった経験がある.そこで,本稿ではCOVID-19について公衆衛生学的視点・社会学的視点から書くことにした.
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