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連載 遥かなる霞が関・8【最終回】
アフターコロナを予想する
著者: 佐藤敏信1
所属機関: 1久留米大学
ページ範囲:P.630 - P.633
文献購入ページに移動 さて,2回にわたって新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について書いた.日本では収束に向けての希望の光は見えているようだが,まだまだ安心はできない.世界全体となるともっとだろう.仮に,それに近い状況になったとしても,全くそれ以前のビジネスのスタイル,ライフスタイルに戻るということもなさそうである.気の早いマスコミは,これを「アフターコロナ」とか「ウィズコロナ」などと表現している.「全く新しい常識=新常態=ニューノーマル」と表現しているものもある.医療機関においても,こうした変化とは無縁ではないはずである.そこで今回は,これから一体どういうことが予想されるのか,その影響はどうか,どう対応するかについて書くことにした.
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