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連載 医療現場の「働き方改革」医療の質を担保しつつ労働負荷を低減させる方法・8
健康管理を踏まえた産業医・産業保健機能の強化
著者: 福島通子1 佐々木光成1
所属機関: 1塩原公認会計士事務所
ページ範囲:P.638 - P.643
文献購入ページに移動感染予防対策の検討に当たっては,衛生管理の知見を持つ労働衛生の担当者の関与が欠かせないが,関与の仕方もこれまでのやり方を見直すことにもなりそうだ.一例として,産業保健スタッフの重要な業務の一つである面接に際しては,テレビ会議で行う,やむなく対面で行う場合には距離を十分に取り,換気に気を使うといった配慮が必要である.産業医・産業保健スタッフの重要性を再認識するとともに,新しい在り方も考えていかなければならない.今回は,労働時間などの物理的な負荷の軽減とともに,健康管理面からの支援が医療の質を担保するということについて考えてみよう.
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