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特集 地域医療構想を踏まえた病院機能の選択 自院の位置づけをどう考えて機能選択してきたか
回復期を中心とした病院における機能選択の考え方
著者: 戸田爲久1
所属機関: 1社会医療法人生長会 ベルピアノ病院
ページ範囲:P.30 - P.34
文献購入ページに移動■はじめに
現在,医療と介護の領域では,いわゆる団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて,地域包括ケアシステムの構築と地域医療構想に基づく病床再編が行われつつある.地域医療構想では,病床の機能分化と連携を進めるために,各病院は地域の中での自院の役割を把握し,病棟機能を選択することが求められている.本稿では,回復期機能(回復期リハビリテーション病棟,地域包括ケア病棟)と慢性期機能(療養病棟)を有するベルピアノ病院(以下,当院)における病床機能の選択について報告する.
現在,医療と介護の領域では,いわゆる団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて,地域包括ケアシステムの構築と地域医療構想に基づく病床再編が行われつつある.地域医療構想では,病床の機能分化と連携を進めるために,各病院は地域の中での自院の役割を把握し,病棟機能を選択することが求められている.本稿では,回復期機能(回復期リハビリテーション病棟,地域包括ケア病棟)と慢性期機能(療養病棟)を有するベルピアノ病院(以下,当院)における病床機能の選択について報告する.
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