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特集 病院とお金の深い関係 病院に入るお金の最大化
医療法人債,社会医療法人債,ファンドおよびヘルスケアREITの活用
著者: 長谷川英司1
所属機関: 1株式会社ジェイ・ウィル・パートナーズ
ページ範囲:P.954 - P.959
文献購入ページに移動■はじめに
病院経営に当たっては,多額の設備投資資金や運転資金を確保する必要があり,最近は事業承継のための資金も必要になるケースが多い.このため,病院は広く資金の調達手段を有しておくことが必要である.病院にとってなじみのある借入金,リース,ファクタリングによる資金調達は他に譲るとして,本稿では,それ以外の資金調達の手法について概説するとともに,病院にとってのメリットや留意点についても示す.
病院経営に当たっては,多額の設備投資資金や運転資金を確保する必要があり,最近は事業承継のための資金も必要になるケースが多い.このため,病院は広く資金の調達手段を有しておくことが必要である.病院にとってなじみのある借入金,リース,ファクタリングによる資金調達は他に譲るとして,本稿では,それ以外の資金調達の手法について概説するとともに,病院にとってのメリットや留意点についても示す.
参考文献
1)厚生労働省:医療機関債発行等のガイドラインについて.平成16年10月25日(最終改正平成28年4月20日)
2)中井生活経済研究所:地域オープン型医療機関債に関する実態調査と普及促進のための提言.平成25年2月
3)中井生活経済研究所:医療施設経営安定化推進事業 医療機関における資金調達のための調査報告書.平成19年度厚生労働省医政局委託,平成20年3月
4)中井惠美子:医療機関債発行ガイドブック—医療法人の新しい資金調達法.じほう,2006
5)長谷川英司,斎藤尚,森谷竜太郎:バランスシート効率化戦略—流動化・証券化から金庫株の活用まで.中央経済社,2002
6)国土交通省:病院不動産を対象とするリートに係るガイドライン.平成27年6月26日
7)厚生労働省:医療機関が病院不動産を対象とするリートを活用する場合の留意事項について.平成27年6月26日
8)三井住友トラスト基礎研究所「海外におけるヘルスケアリートに関する調査研究報告書」金融庁委託調査,平成27年12月
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