文献詳細
文献概要
特集 働き方改革のための生産性向上 薬剤師と管理栄養士の生産性向上
薬剤師の生産性を向上させる
著者: 川上純一12 青野浩直2
所属機関: 1一般社団法人日本病院薬剤師会 2浜松医科大学医学部附属病院薬剤部
ページ範囲:P.433 - P.436
文献購入ページに移動近年では,病院薬剤師・薬剤部門が担う業務は拡充しており,病院経営・管理や医療の質・安全性向上への役割が期待される.調剤・製剤・医薬品管理・医薬品情報管理などの薬剤部内業務,入院患者への薬剤管理指導・病棟薬剤業務,外来がん薬物療法などでの患者指導や入退院時支援などに加えて,感染対策・抗菌薬適正使用,医療安全,医薬品の安定確保など,病院における主軸の機能を担うようになりつつある.
また,厚生労働省の「医師の働き方改革を進めるためのタスク・シフト/シェアの推進に関する検討会」が2020年12月に取りまとめた「議論の整理の公表について」において,薬剤師が現行制度の下で実施可能な業務が表1の通りに示されている1).
参考文献
掲載誌情報