文献詳細
連載 アーキテクチャー×マネジメント・79
文献概要
■新病院建設の経緯
伊勢神宮に程近い三重県伊勢市の中央部に位置する市立伊勢総合病院は,昭和20(1945)年に「建民館」と称して開設して以来,伊勢志摩地域の中核病院として,地域住民や観光客の健康を守り続けてきた.
現在の地に病院を建設したのが耐震基準改正前の昭和54(1979)年であり,耐震性に不安があった.また,平成16(2004)年に新医師臨床研修制度が始まったことにより,医師をはじめとした医療スタッフ不足に直面した.最高・最良・最善の医療を提供し続けるためには,患者の療養環境だけでなく,充実した医療機能と医療スタッフの働きやすい環境整備が必要であった.
伊勢神宮に程近い三重県伊勢市の中央部に位置する市立伊勢総合病院は,昭和20(1945)年に「建民館」と称して開設して以来,伊勢志摩地域の中核病院として,地域住民や観光客の健康を守り続けてきた.
現在の地に病院を建設したのが耐震基準改正前の昭和54(1979)年であり,耐震性に不安があった.また,平成16(2004)年に新医師臨床研修制度が始まったことにより,医師をはじめとした医療スタッフ不足に直面した.最高・最良・最善の医療を提供し続けるためには,患者の療養環境だけでなく,充実した医療機能と医療スタッフの働きやすい環境整備が必要であった.
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