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連載 医療機関で起きる法的トラブルへの対処法・4
—インターネット上の誹謗中傷への医療機関の実務対応(2)—発信者の特定と責任追及
著者: 増田拓也1
所属機関: 1弁護士法人 色川法律事務所
ページ範囲:P.734 - P.738
文献購入ページに移動 インターネット上の誹謗中傷への法的対応としては,概ね,投稿の削除と,発信者の責任追及(発信者の特定を含みます)の2つが考えられます.前回は,医療機関の担当者の実務という観点から,これら2つの法的対応に共通して必要となる初動対応と,投稿の削除について解説しました.今回は,発信者の責任追及について解説します.
実務では,Qのように匿名で誹謗中傷がなされる事案が多いところ,発信者の住所氏名などを特定しなければ,実効的に責任を追及することはできません★1.そこで,本稿では,まず,発信者の特定について解説し,その後,損害賠償請求などの責任追及について解説します.
実務では,Qのように匿名で誹謗中傷がなされる事案が多いところ,発信者の住所氏名などを特定しなければ,実効的に責任を追及することはできません★1.そこで,本稿では,まず,発信者の特定について解説し,その後,損害賠償請求などの責任追及について解説します.
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