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文献詳細

雑誌文献

病院81巻1号

2022年01月発行

文献概要

特集 COVID-19パンデミックから地域医療構想を再考する 地域医療の現場から考える地域医療構想

回復期・慢性期からみた地域医療構想の今後の在り方

著者: 鈴木龍太12

所属機関: 1日本介護医療院協会 2医療法人社団三喜会 鶴巻温泉病院

ページ範囲:P.41 - P.46

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■はじめに:慢性期医療とは
 日本慢性期医療協会は「慢性期医療のサービス体系は,地域包括ケア病棟,回復期リハビリテーション病棟,療養病棟などの病棟と,介護医療院,老健,特養などの介護保険施設,通所系・訪問系の在宅医療サービスまで幅広い分野にわたります」と定義し,「良質な慢性期医療がなければ日本の医療は成り立たない」との覚悟で慢性期医療の発展に取り組んでいる.
 これを踏まえ,本稿では,急性期治療後の回復期,慢性期,在宅全てを含んだ概念で,慢性期からみたCOVID-19前後の地域医療構想について論じる.

参考文献

1)厚生労働省:地域医療構想策定ガイドライン.2015
2)今永光彦,外山哲也:在宅医療における死因としての老衰の診断に関する調査.日プライマリケア連会誌41:169-175,2018
3)厚生労働省:令和2年度医療費の動向—MEDIAS.2020年8月31日
4)厚生労働省:病院報告(平成31年1月分概数)参考表2 病院の1日平均外来患者数・外来患者延数,病院の種類・都道府県別
5)日本介護医療院2021年度調査結果
6)日本看護協会ホームページ:看護実践情報「災害看護」災害支援ナースの仕組み. https://www.nurse.or.jp/nursing/practice/saigai/index.html

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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