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連載 事例と財務から読み解く 地域に根差した中小病院の経営・36
社会医療法人療仕会 松本病院—三代にわたり地元の医療機関として地域に仕えるケアミックス病院
著者: 髙橋佑輔1
所属機関: 1独立行政法人福祉医療機構 経営サポートセンター リサーチグループ
ページ範囲:P.1002 - P.1007
文献購入ページに移動 福岡県田川郡川崎町にある松本病院(以下,同院)は,社会医療法人療仕会が運営する80床のケアミックス病院として,戦後間もない頃から地域医療を支えてきた.開院以来,「救急医療こそ医の原点」をモットーに,救急医療で社会医療法人の認定を受け,また,一次脳卒中センター(以下,PSC)の認定施設となるなど,救急医療と脳神経外科の領域を得意としている.
また,2022(令和4)年10月に新棟をオープンし,総病床数はそのままに,脳卒中ケアユニット(以下,SCU)の新設,地域包括ケア病床の増床を予定している.田川保健医療圏(以下,同圏)に不足している高度急性期および回復期機能を拡充する,地域医療構想にも資する取り組みである.
また,2022(令和4)年10月に新棟をオープンし,総病床数はそのままに,脳卒中ケアユニット(以下,SCU)の新設,地域包括ケア病床の増床を予定している.田川保健医療圏(以下,同圏)に不足している高度急性期および回復期機能を拡充する,地域医療構想にも資する取り組みである.
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