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特集 検証 2022年度診療報酬改定 改訂のトピックス
不妊治療の診療報酬
著者: 石渡勇12 宮﨑亮一郎13
所属機関: 1公益社団法人日本産婦人科医会 2石渡産婦人科病院 3キッコーマン総合病院 産婦人科
ページ範囲:P.1061 - P.1066
文献購入ページに移動不妊症の治療方法は多岐にわたる.今回の診療報酬改定では,これまでも保険が適用されてきた男性側,女性側の原因検索のための検査方法・治療方法,一部はフーナーテストのような男性側精子と女性側頸管粘液検査の組み合わせの検査に加えて,人工授精,特定不妊治療の対象としてきた体外受精・顕微授精・男性に対する治療法に関する医療行為も保険として取り扱うことになった(図1)1).しかしながら,精子提供による人工授精(非配偶者間人工受精),卵子・胚提供による人工授精,代理懐胎は対象となっていない.
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