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特集 すぐそこまで来た,医師の働き方改革—課題と実現可能性 総論 医師の働き方改革
医師の働き方改革は何をもたらすか
著者: 桐野高明1
所属機関: 1地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館
ページ範囲:P.112 - P.115
文献購入ページに移動今回の医師の働き方改革による労働時間の上限は,今後2035年に向かって徐々に削減され,最終的にはごく例外的な場合を除いて,全ての医師の時間外労働時間は年間960時間を上限として制限することが目指される.この上限自体が,一般の労働者の過労死基準の上限にほぼ等しく,この上限を順守することは,医師が人間的な生き方をしていく上では,今後当然のことと考えられるようになるだろう.
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