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特集 これからの地域共生社会と病院経営の未来 地域をつくる病院経営の実際
地域共生社会に向けて医療・介護・生活型の在宅療養支援病院が果たす役割—多世代プラットフォームづくりから官民協働のまちづくりまで
著者: 鈴木邦彦1
所属機関: 1医療法人博仁会志村大宮病院
ページ範囲:P.225 - P.231
文献購入ページに移動わが国の医療制度は,公的国民皆保険の下での民間中心の医療提供体制という「公+民のミックス型」で,これまで比較的低コストで良質な医療を提供し,平均寿命を世界トップクラスに押し上げる原動力となった1).
しかも病院数の約7割は許可病床数200床未満の中小病院であり,なかでも民間の場合はその歴史的経緯により診療所,有床診療所と同根であるため,同様にかかりつけ医機能を有し,身近なところでいつでも入院もできる地域包括ケアシステムの構築に欠かせない存在となっている.
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