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特集 ポストコロナを見据えた公立・公的病院と民間病院の役割分担 総論
日本の病院の官民問題を議論する前に
著者: 今村英仁1
所属機関: 1公益財団法人慈愛会
ページ範囲:P.298 - P.302
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公立・公的病院と民間病院の役割分担は,病院の官民問題や官民格差として取り上げられることが多い注1.では,この場合の官や民の病院はそれぞれどのような病院を指すのだろうか.一般的に官民とは,官は官公立(国と地方自治体),民は民間立を指す.厚生労働省の医療施設動態調査の経営主体別病院数では表1のような分類が行われている.
公立・公的病院と民間病院の役割分担は,病院の官民問題や官民格差として取り上げられることが多い注1.では,この場合の官や民の病院はそれぞれどのような病院を指すのだろうか.一般的に官民とは,官は官公立(国と地方自治体),民は民間立を指す.厚生労働省の医療施設動態調査の経営主体別病院数では表1のような分類が行われている.
参考文献
1)厚生労働省 第9回地域医療構想に関するワーキンググループ,2017年11月20日 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000185190.html
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