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特集 ポストコロナを見据えた公立・公的病院と民間病院の役割分担 医療提供サイドの視点から
ポストコロナを見据えた公立・公的病院と民間病院の役割—急性期と慢性期の役割分担を再考する
著者: 武久洋三1
所属機関: 1日本慢性期医療協会
ページ範囲:P.338 - P.341
文献購入ページに移動 今回のテーマは正に「公立・公的病院と民間病院の役割分担」というものである.概して公立・公的病院はほとんどが赤字で,民間病院は少なくとも半分以上は黒字である.しかし昔は甲表・乙表というように診療報酬自体が公立・公的と民間で異なる報酬体系で,公立・公的病院の方が有利な状況であった.その頃に比べると現在では当然同じ報酬である.公立・公的病院に一般的にあるICU等の高度医療に対しての恣意的な高い点数はあるものの,民間病院にも少ないながら高度急性期機能を有する病院もある.今回はコロナ旋風が吹き荒れている最中での「役割分担はどうあるべきか」という設問である.
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