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文献詳細

雑誌文献

病院81巻7号

2022年07月発行

文献概要

特集 選定療養・評価療養制度のこれから 高度医療をどのように医療制度の中で評価するのか

国家戦略特区の経験から考える最先端医療の費用負担の在り方

著者: 橋田亨1 木原康樹1

所属機関: 1地方独立行政法人神戸市民病院機構神戸市立医療センター中央市民病院

ページ範囲:P.584 - P.587

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■はじめに
 神戸市立医療センター中央市民病院(以下,当院)は神戸市の基幹総合病院として,地域住民の生命と健康を守ることを専らに,高度で統合的な医療を提供している.1924(大正13)年の開設以来97年の歴史に基づき,神戸市民の厚い支援の下で,さらに高い医療水準を求めて日々努力を重ねている.加えて日本最大級のバイオメディカルクラスターである,神戸医療産業都市の高度専門医療病院群においてその中核的役割を果たし,神戸市がこれまでに行ってきた国家戦略特区の医療関連の規制緩和の提案にも関わってきた.本稿では,その経験を基に最先端医療の費用負担の在り方について考えたい.

参考文献

1)厚生労働省:救命救急センターの評価結果(令和3年)について,資料1「令和3年救命救急センターの充実段階評価の評価結果(令和3年実績(令和3年1月〜12月)に基づく評価)」.
2)厚生労働省:中央社会保険医療協議会総会(第486回)(令和3年8月25日)総-3「選定療養に導入すべき事例等に関する提案・意見募集の結果(速報)について」
点滴静注再生医療等製品インタビューフォーム.2022年3月改訂(第6版)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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